来民渋うちわの伝統を受け継ぐ工房
うちわの和紙の部分に柿渋を塗って作られる「来民渋うちわ」は、鹿本地区の特産品。柿渋が紙を丈夫にして長持ちさせ、さらに防虫効果も期待できることから、古くから重宝されてきた。来民地区に渋うちわが伝わったのは、1600年(慶長5年)に四国の旅僧が謝礼に渡したのがきっかけと言われ、来民は"民が来る"と言う縁起の良い意味を持つ地名であることから、商売が繁盛祈願の縁起物としても知られている。現在4代目となる1889年(明治22年)創業の栗川商店は、来民渋うちわの伝統を受け継ぐ工房のひとつ。かつては京都、香川と並び、うちわの日本三大産地として知られていたが、今は町に数件残るのみとなっている。





- 住所
- 〒861-0331
山鹿市鹿本町来民1648
- 電話番号
- 0968-34-2055
- アクセス
- 営業時間
- 9:00〜17:30
- 定休日
- 日曜、祝日
- 電話先
- 商工観光課